社会人には絶対に必要とされているビジネスマナー。昔は入社してから、上司や先輩に教わったものですが、最近では学校で講習会を催したりするようになっているようです。

必要だと言われれば確かにそんな気もしますが、なぜ必要なのかを認識している人は、実は多くありません。

そのため、教わってもなかなか身に付かなかったり。

必要性・重要性をしっかりと認識することで、頭にも体にもしっかり入るものですし、なんとなくじゃなく、身に着けておくことで後々役にも立つものです。

 

同じ年代の、同じくらいの学力の人が揃っていた学生時代と違って、社会に出ると千差万別の人々と関わることになります。

考え方や価値観、表現力もさまざま。

相手によって合わせて対応していくのは、楽なことではありません。ほんの少しの違いで、余計な混乱を招いてしまうこともあります。

それを避けるためには、一定のルールや基準を設けておくことが必要になります。

その基準が、ビジネスマナーなのです。

 

ビジネスマナーは、さまざまな人の考え方や価値観をそれぞれ尊重し、円滑なコミュニケーションをとるために必要なもの。

これを理解していないと、マナーをしっかり身に着けることはできません。

どんなに仕事に自信があり、実際能力があるとしても、対人関係がうまくいかないと、仕事はスムーズに進まないものです。

もちろん、ビジネスマナーが完璧でも、仕事がお粗末では話になりません。しかしマナーを知らないばかりに、そもそも仕事を任せてもらえない事態になるかもしれないのです。

また、会社員の質はそのまま企業の質と判断される、ということもあります。

それらを自覚出来ていれば、ビジネスマナーの重要性について、否定する気にはなれないはずですね。

 

「そもそもビジネスマナーとは?」

ビジネスマナーは対人関係を円滑にするために必要だ、というのは理解されたかと思います。

相手への思いやりや、敬う気持ち。それらをもった上での立ち居振る舞いのことです。

具体的にはどんなことを指すのでしょうか。

 

仕事をする上で、関わる相手を不快にさせない行動や言動をマナーと呼ぶのは分かると思いますが、具体的にというとなかなかハッキリと説明しづらいですね。

基本的に言われているのは、次のようなことです。

 

電話応対やメールの送受信、来客時、他社訪問時などなど、その場その場で必要になるマナーがあります。

どれも特に難しいことではありません。ただ、なんのためにそうするのかを理解できていないと、予想外のことが起きた時に対処できなくなります。

ですから、動きを機械的に覚えるのではなく、なぜそうするのか、という理由と共に覚えることが大事だといえます。

 

「知ってるつもり、が一番怖い」

ビジネスマナーがどれだけ重要か、という点については、働いていない学生でも、知っていることです。

そのため、社会に出て働き始めた人たちにとっては、今さら言われるまでもなく分かり切ったことと感じがち。

しかし、たとえば後輩に尋ねられた時、理由も添えて教えることが出来るだろうか、と考えてみてください。

なんとなく、こういうものだし。

そんな風に、知ってるつもりになることが、実は一番怖いことです。

 

常識って、土地や年代、業種や状況によって、刻々と変わっていくものです。

うわべだけでマナーを身に着けていると、臨機応変に対応することはできません。

それに、気付かないうちに相手に不快な思いをさせていることだって、あるかもしれないのです。相手の立場や状況を慮って行動することこそが、ビジネスマナーの大切な点だと思います。

もし、きちんと学んだこともなく、後輩に教えるのにも理由について知らない、なんて心配があるのなら、研修や講習会を受けてみるのがオススメです。

確認できれば、より自信もつきますよ。